mangekyobag’s blog

帯アートバッグ 万華鏡

バッグができるまで:製作工程

 【帯選びに始まり、帯の下処理、バッグのデザイン、製図、裁断、縫製に至るまで全て手仕事です】

 

帯選び

実際に自分の目で見て触って仕入れいています。

質感や帯の状態を確認して、どんなバッグになるかイメージできないと仕入れられませんからね。イメージできてピン!ときたら新品でもリユース品でもOKです。

地元の博多織だと織元さんに反物をお願いしたこともあります。

帯自体、ものすごく希少だったり高価なものでも、バッグとしての完成形が

 

イメージできない場合もあるんですよ。そんな時は勿体ないですが「良いものだけど、今じゃない」とあきらめます(^-^;

 

帯の下処理

帯をほどきます。

手洗いします!

「えっ!?」と驚かれることも多いんです(;´・ω・)

でも私は新旧問わずほぼ洗います。

なぜかというと、

①製作過程で高圧スチーム処理をする

②絹は洗うと縮むし、歪む(あとでサイズが微妙に変わるのを防ぐため)

③色落ちするものは先に落としておく

リユース品は締めグセなどで仕入れた時点で歪んでいる

リユース品の長年の汚れやにおいをとる

 (帯によってはにおいが残る場合もありますが、それもこの先の工程の判断材料になります)

 

普段は全部の帯を洗います。
そして箔が少し落ちたり色移りした帯などは、その状態でも使用可能な小物やバッグの一部として無駄なく使用します。

ただ、オーダーの場合はそうはいきません!!
良い状態でご希望のバッグに仕上げるため、洗わない方が良いと判断した場合は、その旨をお伝えして、稀に手洗い工程を省く場合があります。
その場合の基本料金は割引きになります。

今まで何本洗ってきたことか(^^)覚えてませんが、おかげさまで経験値で判断できるようになりました☆

高温スチームアイロンで帯をまっすぐにします。

新品の帯でもやっぱり多少の歪みや縮みが出るんですよね。

実際に使用する部分の表面を確認して、刺繍糸が少し出ていたりする場合は

裏面から整えます

接着芯をはります

ようやく製作スタート!

裁断へ進みます。

 
デザイン~縫製

まず作りたいバッグを想像したり、見本になるものがあればじーっと見る(@_@)

ノートに図案を書く

型紙をおこす

試作

使ってみる

改善

本番

 

 と、こんな流れでバッグになっていきます♪

万華鏡バッグの特徴などは次回・・・

See you(^_-)-☆